漢方からみた高血圧の主な原因
漢方からみた高血圧の原因の特徴とも言うべきものは、精神的な問題が多いということと(漢方で言う心と肝はストレスや精神緊張、興奮などと深く関係するものなのです)、必ず生活習慣の問題を結び付けているという点です。単純に情緒の問題だけでは病気になり難い、複合した原因によって病気は生じるというとらえかたは正にホスティック医学そのものだと思うのです。
心火亢盛
肝火上炎によく似ていますし、その生じる原因も良く似ています。肝の病気の場合は怒りやすくなるという特徴がありますが、心の場合はそれがありません。心の場合は精神錯乱のような重い疾患に繋がることがあります。
代表処方:三黄瀉心湯
肝気鬱結
ストレスのたまった状態です。漢方的に言えば気の流れがせき止められ滞っている状態です。
代表処方:四逆散
肝火上炎
肝気鬱結の状態から溜まった気が逆上した状態です。ストレスがガマンの限界を超えて爆発したような状態です。この状態は酒、タバコ、辛いものの摂り過ぎ等によっても起こりやすいといわれています。
代表処方:柴胡加竜骨牡蠣湯
肝陽上亢
肝臓に蓄えていた血が消耗し、肝臓の熱を冷ますことが出来ず熱くなって上昇すると考えられています。他のものとよく似ていますが、基礎には陰血不足があります。
代表処方:釣藤散